考え方
三角形の2辺の中点を結ぶ線分は残りの辺と平行で、長さはその辺の半分です。
DE∥BC、DE=BC/2
中点連結定理は、相似比1:2の特別な場合です。長さが半分という性質と、平行という性質の両方を利用できます。
解き方・考え方
1. 三角形のどの2辺の中点か確認
2. 残りの1辺を特定
3. 平行と長さ半分の両方を書く
4. 必要なら中点で分かれた辺の長さを戻す
例題と途中の考え方
【例】△ABCでD、EはAB、ACの中点。BC=18cm。
① AD:AB=AE:AC=1:2で、間の角Aは共通。
② △ADE∽△ABCよりDE:BC=1:2。
③ DE=9cm。また対応する角が等しいのでDE∥BC。
④ 逆にDEの長さが分かれば、BCはその2倍になる。
自分で確かめる
確認 1|中点連結定理
△ABCの辺AB、ACの中点をそれぞれD、Eとする。BC=8cm のとき DE を求めなさい。
位置関係を示す模式図です。長さ・角度は問題文の条件を使います。
解答・解説
4cm
中点を結ぶ線分は第3辺に平行で、長さはその半分。
確認 2|総合・証明
△ABCのAB、ACの中点をD、Eとし、BC=12cmとする。四角形DBCEの周が25cmのとき、△ABCの周を求めなさい。
位置関係を示す模式図です。長さ・角度は問題文の条件を使います。
解答・解説
26cm
DE=6。DB+EC=25-12-6=7。AB+AC=2(DB+EC)=14 より周は26cm。
確かめ方・間違えやすいところ
1点だけが中点でも、もう1点の条件なしに長さ半分とはいえません。中点と平行が分かる場合は、もう一方も中点になると示せます。