中学2年数学 / 連立方程式 / 授業

加減法

加減法の仕組み

等しいものどうしを足したり引いたりしても等しさは保たれます。係数をそろえる目的は、一方の文字の項を0にすることです。

基本事項

同符号・同係数なら引く。異符号・同じ絶対値なら足す。式を倍するときは両辺の全項を倍する。

解き方・考え方

1. 消す文字を選ぶ

2. 係数を最小公倍数にそろえる

3. 足すか引いて1文字を消す

4. 残る値を元の式に代入

例題と解き方

2x+3y=17、3x-2y=6を加減法で解く。

① yを消すため1本目を2倍し4x+6y=34。

② 2本目を3倍し9x-6y=18。

③ 2本を足すと13x=52、x=4。

④ 2×4+3y=17よりy=3。検算は12-6=6。

自分で確かめる

3x+2y=16、x-2y=0を解く。

解答・確かめ方

足すと4x=16でx=4。4-2y=0よりy=2。

間違えやすいところ

右辺を倍し忘れないこと。式全体を引くときは、引く側のすべての項の符号が変わります。

小数・分数の式を整える

小数や分数がある場合は、各方程式を別々に整数の係数へ直すと見通しがよくなります。これは解を変えない等式の操作です。

基本事項

小数は10や100倍、分数は分母の最小公倍数を両辺に掛けて払う。

解き方・考え方

1. 各式の分母や小数の桁を確認

2. 全項と右辺に同じ数を掛ける

3. 整数係数で解く

4. 元の式で確認

例題と解き方

0.2x+0.3y=1.7、x/2-y/3=1 を解く。

① 1本目を10倍すると2x+3y=17。

② 2本目を6倍すると3x-2y=6。

③ 上の例と同じなのでx=4、y=3。

④ 0.8+0.9=1.7、4/2-3/3=1で元の条件を満たす。

自分で確かめる

x/2+y/3=3を分母のない式に直す。

解答・確かめ方

両辺を6倍して3x+2y=18。

間違えやすいところ

一部の分数だけを払わず、右辺も含む式全体に掛けます。

例題

2x+y=8、x+y=5を加減法で解きなさい。

解答・解説

1つ目から2つ目を引くとx=3。x+y=5に代入して3+y=5、y=2。両式に代入して確かめます。