中学2年数学 / 連立方程式 / 授業

連立方程式の文章題

文章から2つの式を作る

求めたい量を文字にし、個数・代金・道のりなどの関係を別々に式にします。表にして単位をそろえると、足せる量が見つかります。

基本事項

文字の意味と単位を先に書く。答えを出した後、人数・個数なら非負の整数かも確認する。

解き方・考え方

1. 未知の2量を決める

2. 2つの独立した関係を探す

3. 連立方程式を解く

4. 文章の条件に戻って確認

例題と解き方

1本120円のペンと1冊180円のノートを合計8個買い、代金は1140円。各個数は?

① ペンx本、ノートy冊とすると個数からx+y=8。

② 代金から120x+180y=1140。60で割り2x+3y=19。

③ x+y=8を2倍して引くとy=3。よってx=5。

④ 5+3=8、120×5+180×3=1140。ペン5本、ノート3冊。

自分で確かめる

100円と150円の商品を合計10個買い1200円。各個数は?

解答・確かめ方

x+y=10、100x+150y=1200。x=6、y=4。100円の品6個、150円の品4個。

間違えやすいところ

代金の式に個数だけを足さないこと。同じ種類の量どうしを等号で結びます。

速さの問題は時間を分ける

異なる速さで移動した場合、道のりの合計と時間の合計を使います。平均の速さを単純に足して2で割ってはいけません。

基本事項

時間=道のり÷速さ。km/時なら時間を「時間」にそろえる。

解き方・考え方

1. 各区間の道のりを文字にする

2. 距離の合計を立式

3. 時間に直して合計を立式

4. 解が全行程と一致するか確認

例題と解き方

12kmを、前半の区間は時速3km、残りは時速6kmで移動し、合計3時間かかった。各区間の道のりは?

① 遅い区間x km、速い区間y kmとするとx+y=12。

② 時間はx/3時間とy/6時間なのでx/3+y/6=3。

③ 2本目を6倍して2x+y=18。差からx=6、y=6。

④ 6/3+6/6=2+1=3時間。両区間とも6km。

自分で確かめる

上の行程全体の平均の速さは?

解答・確かめ方

12÷3=時速4km。速さの平均(3+6)/2=4.5ではない。

間違えやすいところ

分と時間を混ぜないこと。45分は0.45時間ではなく45/60=0.75時間です。

例題

1個120円のパンと1個80円のパンを計10個買い、1040円でした。それぞれ何個ですか。

解答・解説

120円のパンをx個、80円のパンをy個とするとx+y=10、120x+80y=1040。後式から前式の80倍を引いて40x=240、x=6。y=4。6+4=10、720+320=1040で確認できます。