中学数学 / 平面図形 / 授業

直線・角・円の基本

1. 直線・角・円の基本

長さを測る前に、どの点・線・角を指すかを決めます。記号を正確に読むことが作図と計算の出発点です。

線分ABは両端がA・B、直線ABは両方向へ限りなく続き、半直線ABはAからBの方向へ続きます。∠ABCの頂点は中央のB。AB∥CDは平行、AB⊥CDは垂直です。

2. 解き方・考え方

① 点の名前と角の頂点を確認する。
② 与えられた平行・直角の印を読む。
③ 円では中心・半径・弦・接点を区別する。

3. 例題

円の中心をO、接点をPとします。点Pでの接線とOPのなす角は? また円周上の2点A・Bを結ぶ線分を何と呼びますか。

解答・解説

接線と接点を通る半径は垂直なので90°。線分ABは弦です。中心を通る弦は直径で、半径の2倍です。

4. 自分で確かめる

∠PQRの頂点は? 半径4cmの円の直径は?

確認問題の解答

頂点Q、直径8cm。

間違えやすいところ

半直線ABとBAは始点と向きが違います。図が直角に見えるだけで90°とは判断しません。

もう一歩理解する|距離は最短の長さで測る

点と直線の距離は、その点から直線へ下ろした垂線の長さです。斜めに結んだ線分の長さを距離と呼ぶわけではありません。

基本事項

点Pから直線lへの垂線の足をHとすると、距離はPH。円の接線は接点を通る半径と垂直。

解き方・考え方

1. 点と直線を特定

2. 垂線の足を取る

3. 直角の印を確認

4. 垂線の長さを読む

例題と解き方

円の中心Oから接点Tへの半径が4cm。Oと接線の距離は?

① 半径OTは接線に垂直。

② Tが垂線の足に当たる。

③ 距離はOT=4cm。

④ 接線上の他の点へ結ぶ斜めの線分は距離に使わない。

自分で確かめる

円の中心から接線までの距離が7cmなら直径は?

解答・確かめ方

半径が7cmなので直径は14cm。

間違えやすいところ

半径と直径を区別します。直径は中心を通り円周の2点を結ぶ線分です。