中学数学 / 中1 / 正負の数

正負の数|標準問題

10大問(小問付き)。習った知識を使い分け、途中式や根拠も書いて取り組みましょう。

問題 1|括弧と累乗の混合

(1)−2³+18÷(−3)×2 (2)12−{3−2×(−4)}を計算しなさい。

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乗除は左から。外側の引き算はかっこの計算後に行う。

解答・解説

(1)−8+(−6)×2=−20。

(2)12−{3+8}=1。

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問題 2|分数の混合計算

(−3/4+5/6)÷(−1/3)−1/2を計算しなさい。

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最初のかっこを12で通分しよう。

解答・解説

① かっこの中を先に計算します。−3/4+5/6=−9/12+10/12=1/12。分母をそろえると、負の量と正の量の大小が比較できます。

② −1/3で割ることを、その逆数−3を掛けることに直します。(1/12)×(−3)=−1/4。正÷負なので負です。

③ 最後に1/2を引きます。−1/4−1/2=−1/4−2/4=−3/4。

注意:除法を減法より先に行います。また「−1/3で割る」を「−1/3を掛ける」にすると別の計算になります。

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問題 3|分配法則の使い分け

(1)(−8)×99+(−8) (2)(5/6−3/4)×(−24)を、工夫した途中式を示して計算しなさい。

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共通の因数をくくる方法と、各項へ掛ける方法がある。

解答・解説

(1)(−8)×(99+1)=−800。

(2)(5/6)×(−24)−(3/4)×(−24)=−20+18=−2。

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問題 4|誤った計算の修正

Aさんは「18÷(−3)×2=18÷(−6)=−3」と計算した。最初の誤りを指摘し、正しく計算しなさい。

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掛け算だけを先にしてよいか考えよう。

解答・解説

乗除は同じ優先順位なので左から計算する。18÷(−3)=−6、次に(−6)×2=−12。除数を勝手に−3×2にまとめているのが誤り。

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問題 5|基準からの平均

5人の得点を70点との差で表すと、+8、−6、+3、−10、+5だった。5人の平均点と最高点・最低点の差を求めなさい。

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差の平均を基準70に足そう。

解答・解説

差の合計は8−6+3−10+5=0なので平均70点。最高78点、最低60点、差18点。

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問題 6|距離と整数

絶対値が4未満の整数をすべて書き、そのうち−2からの距離が3の数を求めなさい。

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条件を別々に調べ、両方を満たす数を選ぶ。

解答・解説

−3、−2、−1、0、1、2、3。−2から3離れた数は−5と1だが、範囲内なのは1だけ。

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問題 7|未知の数を逆算

ある数から−7を引くべきところを、誤って−7を足して−12になった。ある数と正しい計算結果を求めなさい。

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誤った結果から、足す前の数に戻そう。

解答・解説

ある数は−12−(−7)=−5。正しくは−5−(−7)=2。

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問題 8|符号の判断

0ではない数a、bについて、a×bは負、a+bは正である。a、bの符号と絶対値の関係を説明し、条件を満たす整数の組を1つ挙げなさい。

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積から符号、和からどちらの絶対値が大きいかを読む。

解答・解説

異符号で、正の数の絶対値が負の数の絶対値より大きい。例:a=5、b=−2。積−10、和3で条件を満たす。どちらが正かまでは決まらない。

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問題 9|基準を変えても平均は変わらない

5袋の重さを500gとの差で表すと、A:+12g、B:−8g、C:+5g、D:−14g、E:+10gでした。

(1) 5袋の平均の重さを、差を利用して求めなさい。

(2) 基準を505gに変えたとき、A〜Eの差をそれぞれ求めなさい。

(3) (2)の差を使って平均を求め、(1)と一致する理由を説明しなさい。

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実際の重さ=基準+差です。基準だけ5g上げると、差はそれぞれどう変わるでしょう。

解答・解説

(1) 差の合計は12−8+5−14+10=5g。差の平均は5÷5=1gなので、平均は500+1=501gです。

(2) A:+7g、B:−13g、C:0g、D:−19g、E:+5g。基準が5g大きくなるので、各差は5gずつ小さくなります。

(3) 新しい差の合計は7−13+0−19+5=−20g、平均は−4g。505+(−4)=501gです。基準が5g増えた分、差の平均が5g減るため、実際の平均は変わりません。

検算:実際の重さの合計は512+492+505+486+510=2505g。2505÷5=501gです。

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問題 10|数直線の位置と移動距離を分ける

数直線上の点Pは−4から出発し、右へ7、左へ9、右へ3の順に移動しました。

(1) 各移動後の位置を順に答えなさい。

(2) 出発位置から最後の位置までの変化を、符号付きの数で表しなさい。また、実際に移動した距離を求めなさい。

(3) 最後の位置から出発位置へ戻るには、どちらへいくつ動けばよいですか。

(4) 「最後の位置の絶対値が、出発してから移動した距離である」という説明の誤りを述べなさい。

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位置は符号付きで計算し、移動距離は動いた長さをすべて足します。

解答・解説

(1) −4+7=3、3−9=−6、−6+3=−3。順に3、−6、−3です。

(2) 変化は(−3)−(−4)=+1。最初より右へ1の位置です。一方、移動距離は7+9+3=19です。途中の行き戻りも距離に含みます。

(3) 出発位置−4は最後の位置−3より1左なので、左へ1です。

(4) 最後の位置の絶対値3は、原点0から最後の位置までの距離です。出発位置は原点ではなく、途中で折り返しているので、総移動距離19とは一致しません。

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