考え方
円周角に加え、二等辺三角形や三角形の内角の和を組み合わせて角を求め、理由を説明します。
半径は等しい → 二等辺三角形
円の証明では、半径の等しさ・円周角・対頂角・平行線の角を組み合わせます。何が等しいかを書くだけでなく、なぜ等しいかを一つずつ添えます。
解き方・考え方
1. 使う三角形や角を宣言
2. 同じ弧に対する円周角を探す
3. 対頂角や二等辺三角形の性質を追加
4. 条件をまとめて相似や求める角につなげる
例題と途中の考え方
【例】A、B、C、Dがこの順に円周上にあり、ACとBDがPで交わる。
① △APBと△DPCにおいて、∠APB=∠DPC(対頂角)。
② ∠PAB=∠CDP(同じ弧BCに対する円周角)。
③ 2組の角がそれぞれ等しいので△APB∽△DPC。
④ 対応はA↔D、P↔P、B↔C。AP:DP=BP:CP=AB:DCが使える。
自分で確かめる
確認 1|半径と二等辺三角形
円Oで、OA=OB、∠OAB=30° である。小さい弧ABに対する円周角を求めなさい。
解答・解説
60°
中心角∠AOB=180-2×30=120°。円周角はその半分。
確認 2|総合・証明
円周上の4点A、B、C、Dがこの順に並ぶ。対角線ACとBDの交点をPとする。△APB∽△DPC を証明しなさい。
位置関係を示す模式図です。長さ・角度は問題文の条件を使います。
解答・解説
2組の角がそれぞれ等しい。
∠APB=∠DPC は対頂角。∠PAB=∠CDB=∠CDP は同じ弧BCに対する円周角。よって相似。
確かめ方・間違えやすいところ
相似を表す順を間違えると、その後の比も誤ります。円の中心と弦の交点は一般には別の点です。