中学数学 / 比例・反比例 / 授業

比例の式と比例定数

2. 比例の式と比例定数

個数が2倍、3倍になると、代金も2倍、3倍。これが比例です。

y = ax(a は0でない定数)

a を比例定数といいます。x ≠ 0 のとき、y ÷ x の値はいつも a です。

例題

y は x に比例し、x = 3 のとき y = 12。y を x の式で表しなさい。

解答・解説

y = ax に代入すると 12 = 3a。a = 4 より y = 4x。x = 5 なら y = 20 です。

もう一歩理解する|表から比例を判定する

xが増えるとyも増えるというだけでは比例とはいえません。0でないxについてy÷xが一定かを調べます。

基本事項

比例はy=axで表せる。比例定数a=y/x(x≠0)。

解き方・考え方

1. 0でないxを選ぶ

2. 各組でy÷xを計算

3. 一定ならaを決める

4. 全ての組と原点を確認

例題と解き方

x=1,2,4に対しy=-3,-6,-12の表から式を求める。

① -3/1=-3、-6/2=-3、-12/4=-3。

② 比が一定なので比例でa=-3。

③ y=-3x。xが正でもyが負になる比例もある。

④ x=0ならy=0で、原点を通る。

自分で確かめる

x=1,2,3に対しy=3,5,7は比例か。

解答・確かめ方

3/1=3、5/2=2.5で一定でなく比例ではない。式はy=2x+1。

間違えやすいところ

x=0でy÷xを計算してはいけません。0では割れません。

考え方を深める|比例定数を求める理由

y = ax の a は「x が1のときの y」にあたります。例えば1本150円のペンなら、150が比例定数です。x が0でないとき y÷x が一定かを調べると比例を判定できます。

解き方・作図の手順

① 比例という条件から y = ax とおく。
② わかっている x と y を代入する。
③ a を求め、y = ax に戻す。

例題と解き方

y は x に比例し、x = −3 のとき y = 12です。式と、x = 5 のときの y を求めよう。

解答・途中の考え方

12 = −3a → a = −4。式は y = −4x。x = 5を代入すると y = −20です。

自分で確かめる

x = −2 のとき y = −10となる比例の式は?

確認問題の解答

−10 = −2a より a = 5、y = 5x。

間違えやすいポイント

「x に2を足すと y も2増える」だけでは比例とは限りません。y = x + 3は y÷x が一定でないので比例ではありません。